エレ片OMOSHIROライブ2007〜それゆけ!ズッコケ大作戦〜

コカとしゃぶ…コムギコ

2007年6月30日、行ってきました。有楽町はよみうりホール。
もうもう「片桐仁ファンサービスデー」といった演出で、30近い妙齢の女子がうっはぁ!と裸体も見ないで興奮するって素晴らしいショーじゃないですか。なんて身も蓋もないこと言ってますが、それくらいキャピキャピできてしまう、恐ろしいネズミ講集会でした。
まず、あのラーメンズの片桐氏が客席の一番後ろからスポットライトを浴びて登場ですよ。胡散臭い柄シャツに白いスラックス、色とりどりの指輪を煌かせ、もうもうのヒゲをたくわえて颯爽と。私の理想の仁さん像じゃないですか!しかもお客とハイタッチしながらステージに駆け下りてくるわけですよ。くっそー、ファン心理突きやがって、こちとら大慌てだよ。驚きのあまり同伴の弟(ガンダムオタクというだけでかりだされた)に「きゃああああ!あんた仁さんにタッチして!」と無意味な指令を出し、私はあわわわするのみ。自分、子供ができたら子供をだしにサインを求めるタイプだな。
その他、詳しいライブレポートなどは他サイト・ブログさんにお任せするとして、感想としては、ラーメンズ外の仁さんの自己演出力にニカッとしてしまいました。いいぞいいぞ、仁さん、その勢いだ。ピンクのレオタードのまま海までぶっ飛ばせー!七つの海を越えていけー!
…どうせラーメンズが休止状態なら、舞台に限らず、色々な業界から好きなだけ演出されまくれば、数年後(なんだろうなぁ)の本公演が楽しみなものになると確信したってことで。今のお笑いブームの中、必死の形相の雛壇芸人(ってなんだよ)の中で競うには、若干リアクションが自分流フリーダムすぎるところがあるけれど、仁さんなら独特のポジションが取れるんじゃないでしょか。
例えば、昨日のライブも、ご自慢の12分の1ガンダムが倒される、それを「占い師 天尽」ばりのアクションでキャッチして守らなければならないと言うネタふりで、
エレキコミック今立「(渋る仁さんに)これ以上のオチはありませんから!」
ラーメンズ片桐「(あっさり)そうか、じゃあやるか!」
といったやり取りに、うっはぁ!この御仁、芸人や!芸人がおる!!と意味もなく関西弁で惚れ直しました。お笑いに疎いガンヲタの弟も「あそこが一番笑えた」と嬉しそう。ああいった竜ちゃんやバナナマン日村に向けたような、いじめに近いいじり方は、従来のラーメンズファンにはドン引きでしょうけど、そこを越えてったらスゴイことになりそうだぁぁぁとニカニカする自分。私も大事なものを壊されるようなネタは本当はイヤだけど、ひいちゃうけど、どうせならオーナー小林賢太郎の予想を超える幅広さを携えて次の公演に挑んで欲しい、その布石になるOMOSHIROライブだったと思います。ピンクのレオタードでブリンッとおシリを突き出すポーズに、やっぱ笑ってもらうことが好きなんだなーと嬉しくなってしまいました。ああ、林家木久蔵(近々木久扇)師匠のようなほんわかおバカキャラでいつまでも愛されて欲しいわぁ。

物販ではTシャツにサイン兼握手会とサービスしたい放題で、くううううんと涙目でしたが、実はひどい頭痛のためライブ中も笑いながらも生あくびしっぱなしで濁涙、この長蛇の列に並んでたらマスカラが全部禿げ上がって仁さんの前に到着する頃には今年一番のブス顔になる!と思いとどまり、次の待ち合わせがあるということで早々に退散してしまいました。更年期が近いと大変よう。

明日は相変わらずのラッキーで入手したくるりイベントに参ります。モジャモジャ岸田メガネにずっきゅんやられてきます。しかしZepp Tokyo、台場は遠いぜよ。

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画像は頭痛にさいなまれながら、ライブ会場の一階下でいただいたコカスキのタイスキ(タイ風しゃぶしゃぶ鍋)
ジャカルタ滞在時代も1ヶ月に一回はお世話になった一品ですが、ジャカルタと銀座じゃ値段が4倍くらい違う。わかっちゃいるけど、釈然としないぜ。