ビールではなくピル

ものすごく久々です。


改めてアカウントを作ってもよかったのですが、せっかくここがあるわけだし、
現代人たるもの、使えるものは使ってしまうリサイクル精神が云々(割愛)


さて、現代人且つ独身女性であるわたくし、
今さらながらピルを飲み始めました。
理由は以下のとおり


1.急いだほうがいい年齢ではあるものの、
 現代人たるもの、成り行きの妊娠は社会的に無責任であると考えたため
2.パートナーとの相性もあり、
 お互いに馴染むためにもコンドーム以外の避妊がよいのではないか、と
3.今さらだとは思いながらも、
 妊娠を意識したときに受け入れ態勢が万全でいたいため、
 調整期間として



どれもこれも、勢いのある若い年頃だと考えも及ばないだろうな…



2014年末に来るはずのものがまったく来ず、
恐ろしくなり、年始早々、職場のそばの婦人科に飛び込み、
一通りの検査と、ピル服用の同意をもらいに行ったわけです。
妊娠はありえない!と確信しつつも検査薬を試みるときの緊張は、
あれは大手を振ってベビ待ちする立場になったときで十分だと思うわけで。



で、2015年1月7日から低容量ピルのトリキュラー28を飲み始めました。
このブログでは、効用やら副作用やら備忘録的に残したいと思います。

安田ユーシ・犬飼若博LIVE双六「ヨン!!」

下北沢は駅前劇場という、小さな小さな薄暗い劇場で、怪しげなコントライブが開催されるというので行ってきました。一時的にエレキコミック今立進氏が気になってしょうがない時期があったので、その勢いに任せて行くことにしたのが一ヶ月ほど前だったのですが、いやあ、今回違う意味で今立氏(だっつん)が気になり始めましたよ。
7本のコントが用意されていたのですが、全体的にシュールでナンセンス、えぇぇぇ…とつぶやくような笑いとも驚きともつかないネタがちりばめられていて、決して大笑いするような雰囲気ではなかったのですが、だっつんの芸人魂がそうさせるのが、彼は見事にここ一番で爆笑をかっさらっていきましたね。芝居とお笑いのアイノコのような企画だったようなので、なるたけ全体を見て面白かった、とか、それってどーなの?とか感想を述べたいのだけど、思い返すもだっつんの活躍ですもの。

まだかな、まだかな〜♪
学研の、おばさん窓から〜♪
ぱりーん(窓を割っておばさん侵入)
「科学!!」
(『イーマダッチャーズ』より)

否、ネタを日記に書くことほどつまらないことはないんですけどね、どうしても脳裏から離れないので。
今までのエレキコミックのネタやエレ片のOMOSHIROライブを反芻しても、だっつんはどうしても優秀でブレのないツッコミ要員としてしか考えられなかったのですが、この人は本当に笑ってもらうことが好きで、それを商売にしているんだなぁ、と改めて感心しました。バカ(やっつん)と天然バカ(ラーメンズ片桐仁)をなだめてすかして押さえつける保護者だと思ってたおにいちゃんが、あんな『一回忌』に見せる変質的なイヤラシイ人間を演じるなんて、ぶったまげましたよ。しかも、いい感じに肥えていらっしゃって、潤ったくちびるのピンクがそれをさらに際立たせていました…。おおう、書いてて空恐ろしい。
体のサイズもさることながら、このままエレキだけではちょっと窮屈なんじゃないかしら、と僭越ながら思いましたよ。ロフト・プラスワンの「ゲーム大会」以外にも、色々試して頂きたい、色んなとこで演出されて欲しいな、と。
(この日記には別にrahmens.netのKentaro Voiceに触発されてのものではござーせん!為念)

追記:終演後、会場ロビーに丸顔のマルッとキュートな男子がいるなぁ、と思ったらKKPでお馴染みの?オレンヂ君でした。わーを!と浮き足立つも、チラ見が精一杯の不甲斐ない自分。一緒にいた方もフラミンゴのウーロン太さんだったと思われます。コント屋として視察といったところでしょうかね。

追記2:同じような日記をミクにしたためたところ、当コントの作家さんの足跡数名が残っており、若干焦りました…。今後も良い作品を生み出して頂くためにも、プレパラートの心臓に優しい日記を心がけたいと思います。

華麗に放置プレイ

5000ヒットありがとう!これからも頑張るわ!と喜ぶ中の人を垣間見せた矢先、20日間も放置するって。別に定期的に巡回してくれるコアなファンがいるはずもないウェッブのゴミですけどね、なかなか読み応えのあるレビューを書いているつもりですよ。ヒマなりに。しかも「最近はなんも観てないし、テレビも観ないし、考え事もしたくない」というならまだしも、この間3本舞台観賞して、ひとつ年とって、舞台観賞しまくりです!とか言ってていいの?な29才ギリギリ三十路前を迎えてしまったのですよ。言いたいことのひとつやふたつ、あってもいいはずよ。
そういう訳で、ブログもどこから手をつけていいのやら、と、手をこまねいていました。じゃあ、どうしようかな、でもそろそろ書きたいな、とちょっと考え、直近のネタから潰していけばモチベーションも上がるかも?ということで、先週の土曜日の「ヨン!!」からいっちゃおう!(エレキ谷井)

くだらないことにどれだけ真剣になれるか

密かに5000ヒット、ありがとうございます。スタートして2ヵ月半くらいでしょうか。多くは、某ジャパHipHop系5人組のエロスぅなPVへの所見に対する煩悩丸出しな好奇心がここに引き寄せているようですが。
しかし、検索ワードを見ても、ネットの使い方が5年位前とはまったく変わっていて、良くも悪くもネットやブログ文化が世の中に広く浸透してるのが実感されます。知りたいことを検索して、どうよそれ的ブログ(「○○さんカッコよかった!(はぁと)」みたいなの)に引っかかったときのむなしさと言ったら…。今後とも、そういうストレスを感じさせないブログを目指して精進していきたいと思います。とりあえず、芝居や音楽に関してはネタバレ覚悟で感想を、気になったことはとことん追求していきたいと。
なんて贅沢なヒマ潰しなのかしら。

ライブ@ライズ 漫才しろ!ますだおかだ〜あの人が台本書きました〜

フライヤー

昨晩はますだおかだの漫才を見ました。
上方しゃべくり漫才は私の中ではかなり異文化的な笑いのジャンルなのですけど、ボキャブラ芸人にはいまだになにやら親近感が湧くので。
会場は渋谷のシネマライズ、開始時間は21時30分と、なんともサブカル臭漂う催しだったのですが、それもそのはず、台本は増田氏作ではなく、他ジャンルの著名人からという演芸界のメディアミックス・コラボ企画。こういう実験的なもの、好きだわ。

一作目:大川興業大川総裁「選挙」
無茶苦茶な風刺モノでアウトオブ放送コード満載だと予想してたんですけど、比較的まともな時事ネタでした。ただ、大川総裁から最初にあがった原稿はかなりヤバい(原爆などセンシティブな)ネタだったらしく、勘弁してくれと、相当ますおかで手を加えたそうです。WOWOWが入ってたからねぇ。だからテレビって嫌いだよ。モラル的にどうであれ、作家の意図を捻じ曲げる圧力が…以下略。

二作目:落語界より柳家喬太郎師匠作「新鮮組
タイムスリップした二人が新鮮組の前で漫才するというもの。
客席に話しかけるのではなく、後ろを向いて、舞台の向こう側にいる(というシチュエーションで)新撰組に漫才をする、私の好きな「基本からくつがえし系」。お寒い岡田氏のボケが新撰組には大ウケでこちらに振り返って「オマエの笑いは江戸時代のもの」とメタにボケツッコミするいかにもキョンキョン師匠独特の斜め目線な笑いを作っていました。小粋な江戸落語のような設定に、爆笑というより「なるほどね」と言った感じ。ああそうさ、あたしゃこういうネタが好きな関東人さ。漫才ファンには、物足りなかったかも?

三作目:演出家の細川徹氏とイラストレーターの五月女ケイ子女史の夫婦合作物(タイトル忘れた)
シティボーイズの演出をされているだけあって、シュール、というかナンセンスな作品になっていました。増田氏がブリーフ姿にキューキューサンダル着用で無表情に登場、出オチで攻める感じが漫才というよりコント風でしたね。それを強引にボケツッコミの型にはめようとするから、むしろとっ散らかった印象が残りました。あれは…漫才好きには理解できない世界だよなぁ。私自身は嫌いじゃないけど、ますおかでなくてもいいと思ったよ。とにかく岡田氏が辛そうだった。

四作目:ヨーロッパ企画劇作家・演出家の上田誠氏作「ホームランの仕組み(だったかな?)」
岡田氏がホワイトボードを使用して、理論的にホームランの仕組みを説明しようとするネタだったのですが、面白かった。ホワイトボードと言えば大輪教授ですが、図を描いて話を進めるのって漫才だと相方もアドリブきかせやすいし、視覚からつっこめるから単純にお客ものってくるし、相性いいのかもなあ、と門外漢ながら楽しめました。ただ、どうしても書いていた図が最後に集約されるような大オチを期待してしまうのは、そっち方面好きの性ですよね。上方漫才でそこまでやったらあざといか。

五作目:漫才作家の片山良文氏作の正統派漫才(タイトル忘れた)
普通に面白かったです。ただ、私にとってやっぱり漫才は水じゃないのか、どんなネタだったかいまいち覚えていないのです。ペースがいいから勢いで笑い続けるような節があるのは、私の漫才修行不足ですわな。ただ、最近のますおか漫才に見られる「岡田がスベるための増田の前フリ的な申し訳程度のボケ」ではなく、しっかりボケてがっつりつっこむ姿が見られて、増田派としては喜ばしかったです。

エンドトークはますおかと喬太郎師匠と夫妻と上田氏とMCのよそよそしい評論で微妙な空気でした。若かりし頃の片岡鶴太郎似のMCが胡散臭くて一番目が離せなかったけど、サブカルの集まりだからしょうがないと。
最後に、増田氏がブリーフ姿にちょんまげヅラでコブクロの「永遠に共に」を歌うオマケは、結婚式の新郎代表の親戚一同ドン引きの余興に見えました。サービス過多だよー。でも悔しいけどウケるー。そんな感じ。

私はこの実験イベントは大変良かったと思うのですが、大阪でなく東京でやって正解かと。や、大阪がどんな場所かいまいち分からない関東育ちなんですけど、なんとなく。この気持ち、察して下さい。

ガノタとジョジョラーの相違点

オリエンタルラジオの中田の動きは、武勇伝全盛期の頃からナルシス通り越してキレてんなこいつ、と思わせるものがあったので、ジョジョ立ちが群を抜いて決まるのも当然です。ああ、すごい納得。妙に嬉しいのはナゼ?
さて、アニメ先行型のガンダムと違って、週刊少年ジャンプの定期購買者が有利なジョジョではファン層の広がりが違うと思うのですが、如何でしょうか。昨晩の「アメトーーク!」中のジョジョの奇妙な芸人世代は、基本、仲間内でジャンプ派とサンデー派、マガジン派に分かれていたはず(小中高のうちから全部自分で買ってたヤツは友達がいなかったんだと思う)なので、このヲタ芸人ブーム、ひいてはヲタ文化ブームにおけるジョジョについては、幼少の頃から空気のようにたしなんでいた者と、大人になってからあのマニア受けするディテールや他少年マンガの追従を許さないファッション性、人によっては芸術性に開眼した者とに分かれるかと。大衆向けアニメとして子供心に潜在的に且つ平等に植えつけられたガンダムへの執着の大小とはまた別のアプローチでファン(ヲタ)層ができていそうです。
まあ、ファッション感覚で「ジョジョ好き」を語る方も多そうですけどね。別に全然いいと思う。何でもかんでも好きだからって思い入れなきゃエセ扱いする風潮、良くないと思う。うっとおしいわ。
ちなみに私はジョジョの細かい絵がむしろ苦手で読んでいなかったexジャンプ愛読者です。いくらアッちゃんが雄弁にプレゼンしても、ちゃんと読み返したいとは思わないなぁ。だってThe Momotarohが好きだったんだもの(またもしれっとカミングアウト)しょうがないよ。

天尽放送と子供の記憶について

8月3日修正
TBS地上波ではなく、TBSチャンネルというスカパーやケーブルテレビ用のチャンネルみたいです。
まぎらわしいなぁ。ケーブルテレビのビデオ録画が下手なので、少なくともこの時間までは起きていなきゃいけないことに。天尽、どこまでも煩わせてくれます。
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片桐仁氏の主演『占い師 天尽』がTBS*1で見られますよ。DVDは買わない、と決め込んでいたので、この手のものの売り上げで糊口をしのぐ片桐氏には申し訳ないけど、テレビで放送してくれるのはありがてえ、ありがてえ(byエレキ今立)
TBS番組情報より

今月
【初回】8/3(金)25:00〜27:00[#1-#4]、8/4(土)25:00〜28:00[#5-#10]

先日の「The Japanese Tradition」に続き、ものすごい強行スケジュールです。一晩で4話分・6話分一挙放送って。これも何も知らない子供さんが偶然見たら「小5の夏休みの深夜に一気に放送したあのドラマ、一体なんだったんだろう…?」と、いつまでも記憶に残ったりするんだろうなあ。私はそういうドラマがけっこうあります。映画化される前の「リング」(95年放送らしい)とか。なぜか主演が脳内でモックンにすりかわってるもの(正解は高橋克典

*1:修正でも書きましたが「TBSチャンネル」という別局です。