安田ユーシ・犬飼若博LIVE双六「ヨン!!」

下北沢は駅前劇場という、小さな小さな薄暗い劇場で、怪しげなコントライブが開催されるというので行ってきました。一時的にエレキコミック今立進氏が気になってしょうがない時期があったので、その勢いに任せて行くことにしたのが一ヶ月ほど前だったのですが、いやあ、今回違う意味で今立氏(だっつん)が気になり始めましたよ。
7本のコントが用意されていたのですが、全体的にシュールでナンセンス、えぇぇぇ…とつぶやくような笑いとも驚きともつかないネタがちりばめられていて、決して大笑いするような雰囲気ではなかったのですが、だっつんの芸人魂がそうさせるのが、彼は見事にここ一番で爆笑をかっさらっていきましたね。芝居とお笑いのアイノコのような企画だったようなので、なるたけ全体を見て面白かった、とか、それってどーなの?とか感想を述べたいのだけど、思い返すもだっつんの活躍ですもの。

まだかな、まだかな〜♪
学研の、おばさん窓から〜♪
ぱりーん(窓を割っておばさん侵入)
「科学!!」
(『イーマダッチャーズ』より)

否、ネタを日記に書くことほどつまらないことはないんですけどね、どうしても脳裏から離れないので。
今までのエレキコミックのネタやエレ片のOMOSHIROライブを反芻しても、だっつんはどうしても優秀でブレのないツッコミ要員としてしか考えられなかったのですが、この人は本当に笑ってもらうことが好きで、それを商売にしているんだなぁ、と改めて感心しました。バカ(やっつん)と天然バカ(ラーメンズ片桐仁)をなだめてすかして押さえつける保護者だと思ってたおにいちゃんが、あんな『一回忌』に見せる変質的なイヤラシイ人間を演じるなんて、ぶったまげましたよ。しかも、いい感じに肥えていらっしゃって、潤ったくちびるのピンクがそれをさらに際立たせていました…。おおう、書いてて空恐ろしい。
体のサイズもさることながら、このままエレキだけではちょっと窮屈なんじゃないかしら、と僭越ながら思いましたよ。ロフト・プラスワンの「ゲーム大会」以外にも、色々試して頂きたい、色んなとこで演出されて欲しいな、と。
(この日記には別にrahmens.netのKentaro Voiceに触発されてのものではござーせん!為念)

追記:終演後、会場ロビーに丸顔のマルッとキュートな男子がいるなぁ、と思ったらKKPでお馴染みの?オレンヂ君でした。わーを!と浮き足立つも、チラ見が精一杯の不甲斐ない自分。一緒にいた方もフラミンゴのウーロン太さんだったと思われます。コント屋として視察といったところでしょうかね。

追記2:同じような日記をミクにしたためたところ、当コントの作家さんの足跡数名が残っており、若干焦りました…。今後も良い作品を生み出して頂くためにも、プレパラートの心臓に優しい日記を心がけたいと思います。