バブリ飯(二日酔いからの生還日記)

バブルのにおい

まったくバブルとは縁のない隠居のような生活をしていますが、たまの晩御飯となるといきなりエンゲル係数値が急上昇するようです。南国に住む友人の一時帰国を祝って、東京タワーのお膝元、愛宕のMORIタワー42階「aburiyaki&Sushi An」で鮮魚をガツンと、焼酎と泡盛を浴びるように頂いてきました。隣の座敷の外人が下卑た笑い声を響かせてきましたが、それだって小粋なトークのネタに変換できる東京ナイト。いいんじゃないスか。たまには。

さて、先日から実践したくてたまらなかったガンダム話のネタブリを35歳の男性に仕掛けてみました。最初は彼も「なんだ、その男とヤッたのか?」と裏読みしたらしく、最近の私の男事情を探ろうと、ガンダムオタクにメロメロなのではと睨んだようなのですが、最終的には「俺はアッガイが好きだ」と俺的ガンダム論を語ってくれました。ちなみに、この男は昔から私をエロキャラに仕立てようとする、エレキコミック谷井レベルでうっとおしいオッサンなので、シモネタは真っ向スルー、あるいは「あんた、頭ん中であたしをSEXさせんの好きだよね」と上を行く返答で黙らすのが一番だと心得ています。他の女子が「いいなあ」なんて私も想像して欲しい的ニュアンスでかぶせてくればさらに撃沈。シモにはノッて落せば合コンでモテます(むしろお水っぽいかも)(しかも合コンじゃない)
で、ガンダム。私は男のガンダム話を一線引いたとこから聞いているのが好きなのですが、やはり女の子ちゃん達が同席しているときは「何でそんな話をいきなりフルの?」と私自身が変人扱いされることに気づきました。いいじゃん、この置いてきぼりにされる感じ!と主張しても「Mだねぇ」で一蹴。ダメかなあ。好きな動物の話よりもよっぽど面白いと思うんだけど。


ところで、今更ながら東京がこわいんだよ。終電があるんだよ。翌朝も満員電車で出勤しなきゃいけないんだよ。それなのにどこにも飲酒ストッパーなんかないんだよ。焼酎をロックで頼んだら、茶道のお湯のみみたいのにナミナミ注がれてくるし。ボトル入れたらこれだもんなあ。めんどくさいし、どうせ飲むんだろうし、なんてドランカー思考で突っ返せないし。終電乗りそこね(というか時計をまったく無視)タクシーで深夜料金3割り増し(ただし長距離割引・ETC割引あり)で帰って、翌朝ものすごい頭痛とめまいと吐き気で自主的に午後出勤にしちゃうし。やっぱ東京ってこわい!二日酔いとか言って、世界中のの怨霊が耳から浸入してきて脳内デスメタルフェス'07を開催しているとしか思えないよね。怨霊、マジむかつく。色々言いたいことはあるだろうけど、俺は悪くなーいもーん。へーんだ。