俺的チョコハン論

バーバリーではありません

チョコハンとか10年近く前の話を蒸し返すなって、今も昔も名作は語り継がれるものですよ。ビートルズしかり。でもこの場合、名作かどうかは「微妙」

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最近、Web界の過疎地にポツンとたたずむ干からびたごはん粒のような私のブログに、ある単語でめぐってくるお客様が多く、ちょっと面食らっています。そのワード、複数形でワーズ、とは。

チョコレイトハンター 動画

えと、これは、どういう現象と考えればいいのかしら?
確かにこの単語で検索をかけると、何故かトップにこのBir Bintangがヒットしちゃうのだけど、これはどういう基準なの…?もっと詳しいファンサイトもたくさんありそうなものですけど。

つうことで、ヒマな私の素敵なヒマ潰しとして「一銭にもならないことに思考をめぐらせ」てみたのですが、これは、ほら、なんだ、チョコレイトハンターの微妙さに、自分の笑いの基盤が揺らいでしまい、第三者の意見が欲しくなってのことだろう。うん、その気持ちはよく解る。あれは微妙だねぇぇぇ。OPは最高にカワイかっこいいけど。オークラとトヨモティにたぶらかされたといったとこかねぇぇぇ。

恐らくなのですが、ラーメンズは笑顔が似合わないのね。「太陽は僕の敵」ともやしっ子アピールをしたのは小山田圭吾だけど、それに近い「サブカルっぽいのが好きなの的90年代臭さ」が彼らにはスタンスとしてあるのよね。そんな中、あの旧アルファルファ・現東京03飯塚っちのハイテンション・スマイルがラーと絡むと、どーにもミスマッチング。マーベリックさんのコントも小林のうろたえ具合が、あのニコ動の小さい画面から伝わってくるもの。稽古不足云々よりも、あの小林の不動の自信が揺らいでるのに笑ってしまう。
個人的には豊本の「た〜べて、まわって、た〜べまわって、おやつ」の暴走は大好きだけど。てか、豊本はだんぜん贔屓目に見ちゃうね。飲み会で隣に座って欲しいタイプだね。周囲がどんなにハイテンションでも、誰に対してでもなく、ぼそぼそ宇宙的なことをつぶやいてそう。遠くの席ではしゃいでいる人間の悪口とか言ってそう。枝豆の殻を眼鏡に差し込まれてそう。トヨモティ…。

私の豊本びいきはいいとして、そんな違和感から「微妙だぁ」と思わせるチョコレイトハンター、ニコ動サイズで楽しむくらいでいいんじゃないですかね。再結成するったって、ラーメンズ東京03でやるって…非日常の中の日常に、あの日常でみかける恥ずかしい人間模様を組み込むのは相当難しくないですか。異次元空間にコンビニ店長の角ちゃん。角ちゃん?角ちゃーーーーん!(ウルトラQのオープニングのような渦巻きに飲み込まれる角田)あ、それはそれで面白そう。

genicoのコント師同士のガチのぶつかり合いに、えらい緊張感を覚え、たかだかニコ動なのに引き込まれてしまいます。ピエロて!退廃的な!
一方、「君の席」はおぎやはぎに華を持たせることでお茶の間・テレビ的な爆笑を作っていると思います。それでバランスが良くなっているのだから、それはそれでいいと思う。
でも、チョコハンは「微妙」
しかし、この「微妙」というポジション、金儲けを考えなければ、いいサンプルになると思いますよ(何の?)