音と笑いの合コン鑑賞

けんたろうさん

昨日はチョコレイトハンターのオープニングで大興奮、鼻から血の雨が降った火曜日だったワケですが、今日はgenicoに静かに発狂寸前です。ちなみに本日、事務所にかかってきた電話2本。両方とも家族から。そら私が発狂しようが西新宿は平和なもんです。

-----<動画は削除されました。そら違法だもんね。>-----

どうです。そんなのん気な西新宿をも騒がすカッコよさじゃないですか。ご出演はラーメンズバナナマン。図らずも両者とも食いもんなのね。しかも庶民的なね。
さて、この不条理コントが笑えるか笑えないかはそちらさんのセンスに任せますが、自分の得意分野で語らせて頂くと、とにかくまたも音楽に打ちのめされちゃって蜂の巣状態なのです。先日のガールズポップがrerecoにとって大学時代の遺産だとすれば、こっちのビッグバンドジャズは中学・高校時代に抱いたハードボイルドへの青臭い憧憬を恥ずかしくも思い起こさせてくれる、といったところでしょうか。

私にとってガールズポップは、僭越ながら音楽を「やる」プレイヤーの端くれとして「女子に生まれたことを謳歌する」ツールであったと認識する一方、中学・高校時代におけるリスナーと言う立場からすれば、むしろ逆にビッグバンド特有の男クサさは私にとって異様にカッコイイものであったのもまた事実。スカパラThe Thrillも呼吸が止まりそうなほどカッコよく見えて、男子がうらやましくてしょうがなかった15の昼。まあ、中学・高校時代、もやしっこ学園に通っていた私の周りにそんなヤサ男がいたかといったら、それこそ「もやし」か「かいわれ大根」くらいしかいなかったんですけど。

かいわれ大根の大根がどこからきたのか気になります。大根…。

話が脱線しました。ちなみに、先ほど「この不条理コントに笑えるか?」と投げかけましたが、ラーメンズ小林の言う「爆笑だけが笑いじゃない」という点では、genicoは造りこまれた上質な笑いだと思いますよ。あとバナナマン設楽が思いのほか、小林ばりに「肩に力の入った」演技ができることに変に驚きました。全て良い意味です。
ああ、もっと合コン(合同コント)して欲しかったな。