俺の話を聞け

ラーメンズ小林氏のお芝居が決まったこともあり、思いつきでフラミンゴの公式サイトを訪れてみました。オレンヂさんは憎めない顔をしてると思う。否、憎む必要はまったくないのだけど。あと、竹森千人さんて人は昔好きだった兄さんに似ていると思う。ラクダのような目とだらしない口元が。最後に、吉田ウーロン太さんは名前が変だと思う。
などと、ろくにネタも見ないで第一印象論を語るべきではないのだけど、気になったので。

でも、それ以上に気になったのが、オレンヂさんの4月26日の日記

平成生まれの女の子
先日、カフェでコーヒーを飲みながら一人黄昏れていると隣の席に女子高生が二人座ってきた。

その女子高生達の会話が耳に入ってきた。

A子:この間さ〜夜とかに〜電話かかってきたんだけど〜、もしもしって出るじゃん、したらさ〜俺だよっていうから〜、はぁ?誰〜って聞いたの〜、したらさ〜俺だよ〜っていうから、だから誰って聞いたのね〜、したら〜なんか〜前にどこで会ったって言ってたかな?忘れたけど〜、なんか〜会ったらしいのね〜、でも解んないし〜、しつこいの〜、とにかく解んないしって言ったのね〜、もう意味解んないんだけど〜!

B子:へぇ誰か解んないじゃん〜、気持ち悪くな〜い?

この会話を聞いてる間、何回止めたくなったか。

「ちょっと待って!夜とかって夜じゃないの?昼?夕方?もしもし以外で出る事あるの?Hello〜!とかか?どこで会ったか聞いたんならそれは覚えておけよ!結局その男の正体は何一つ解ってないでしょ!そりゃ意味解らないでしょうよ!きっと話しを聞いてる女の子はもっと解らないよ!ねぇ、そうでしょ?気持ち悪いで終わらせちゃダメだよ!女の子〜!!」

恐るべし、平成生まれ。

オレンヂ
2007/4/26(Thu)23:49 [No.55]

こういう状況って、今の時代のエンターテイメントに求められているものが、いかに一発芸的なものでしかないか表してると思うんですけど。実際に若者社会のコミュニケーションそのものが上述の通り、友達同士の会話ですらきちんと伝えきれないし、伝わりきれない、それで両者ともそれで十分居心地がいいっつうのであれば。結局、一瞬テレビに映るものが変な動き、変なセリフ、変な顔であれば数字が取れるという。ふうん。むしろなんだか羨ましいよ。多くの情報を求めすぎる90年代謳歌世代としては。
つうことで、作りこんだコントや漫才、ましてや落語なんかは廃れる風潮にあるのかしら。なんて、寂しいことを言ってみたり。

や、でもまてよ。何言ってるか解らない、しかもこっちの話は聞かない、そんな年寄りもたくさん知っているので、一概にはなんとも言えないな(あいつらは年取って頑固になっただけ?)